パパ活って何？男女で異なるメリット

最近ではパパ活アプリなんてジャンルがあるほど流行ってる「パパ活」なので、誰でも一度は「パパ活」という言葉を聞いたことがあるかもしれません。「パパ活」を題材にしたドラマも放送されたことがあり、パパ活の認知度はどんどん高まっているみたいですね。

そんな「パパ活」とはリッチな男性（パパ）がお金に困っている女子にお小遣いをあげて金銭的に支援して、その代わりに女子と楽しく食事をしたりデートをする活動のことです。



これを聞くとそれって援助交際じゃないのと思う人もいると思いますが、「パパ活」と「援助交際」には表向きの違いがあります。パパ活はカラダの関係がない交際が前提となっていて、援助交際は男女のカラダの関係があることが条件になっているという体の関係の有無の違いがあるのです。男性が女性を金銭的に支援する関係には古くから「愛人」というのもありますが、愛人はカラダの関係があるのが一般的なので「パパ活」とは違うといえますね。

人気があるパパ活アプリには下のアプリがあります。

『パパ活アプリ』
paters（ペイターズ）

Paddy67(パディロクナナ)

Sudy(シュディ)

Dコネクト


アプリのほかにはパパ活サイトもあります。

SugarDaddy(シュガーダディ)
https://sugardaddy.jp/
交際クラブ(デートクラブ)のユニバースクラブ
https://universe-club.jp/

援助交際とは違うと言われている「パパ活」ですが、紐解いていくと両者にはそう違いがないことがわかってきます。

パパ活は男性が有利な男女交際

一般的な男女交際においては男性が女性にアプローチするのが普通です。

女性が男性からアプローチを受けることが多い理由

しかし、パパ活ではこの関係が逆転します。その理由は圧倒的に不足しているパパの数にあります。パパ活アプリに登録すれば、すぐにたくさんの女性からいいねがもらえるので利用してみればわかりますね。

パパ男性が不足している理由には、パパになれるような経済力がある男性が少ないことが原因にあります。日本では1000万以上の年収がある人は約1割くらいいます。10人に1人と考えるとわかりやすいですね。その内の全員がパパになるわけではないので、パパの割合は少なくとも10人の内1人以下です。

10人に1人以下しかいないパパに対して、パパを求める女性の数は年収などで制限されないので、男女比率が均等なら1人から10人程度いると考えられます。10人全員がパパを求めるわけではないにしても10人中たった2人がパパを求めるとパパ1人に対して女性2人という比率になってしまい、パパ不足が生じることがわかります。なので、とりあえず、若い女性と会いたいという男性は、パパ活アプリを使えばお金はかかりますが本当に簡単に会えます。

パパ活が男性有利な男女交際であることはおわかりいただけたと思いますが、この男が有利であることを利用して、お金を持っているように装って女性をだますヤリモクの悪い男たちもパパ活アプリやサイトにいるので女性は注意しないといけませんね。

パパを欲しがる多数の女性たち

たくさんの女性がパパを欲しがることも、パパ活でパパが有利な状況を作り出しています。女性がパパを欲しがるのには経済な理由があります。男女の賃金格差は少しづつ改善していますが、日本の若い女性たちの給料は男性に比べてあまりよいとは言えない状況です。

男女の賃金格差（2016年日本経済新聞）

給料は上がらなくても、やりたいことがあれば、お金がかかります。そこで、副業でお金を稼げないかと考えた結果、あまり給料が高くない若い女性たちがパパ活に行きついてしまうことは意外と多くあるのではないでしょうか。ネットやSNSでパパ活ですごく稼いだという話が出ているのもパパ活人気に拍車をかけていますよね。

先に説明したようにパパの数は圧倒的に少ないので、パパ男性に対してパパを求める女性の数が多くなれば、女性たちの間では熾烈な争いが発生してしまうことは容易に想像がつきますよね。パパ活では、数少ない本物のパパを捕まえられるのは、女性の容姿に相当な魅力があったり、性格がとてもよい一部の女性に限られてきてしまうのが現実です。パパ活すれば誰でも簡単に稼げるなんてことはありません。

熾烈な争いが繰り広げられるパパ活で、男性が気をつけないといけないのは、当たり前のように嘘をついている女性もいるかもしれないことですね。パパ獲得のために有利な条件になろうとして、自分の生活環境についてパパから支援をもらえるように、同情を誘うストーリーや応援したくなるような話を盛り込んでくる女性もいるかもしれませんからパパも注意が必要ですよ。

下心のないパパはいません

下心がなく純粋に若い人の夢の応援をしたいと思っている本当に心優しい男性がいたら、パパ活なんてしないで、寄付やボランティア活動をして社会貢献しようとしているのではないでしょうか。パパ活という言葉にのせられて、個別に女子と会い、お金を渡すような男性が良心的な心だけしか持っていないということは考え難いですよね。当たり前のようにパパたちには下心があるのです。

パパ男性が若い女の子と食事やデートをすれば、はじめは楽しい時間を過ごせるかもしれません。しかし、同じことを同じ女性と何度も重ねれば、普通の男性は飽きます。「パパ活」に限らず、男性が女性と食事やデートするのには、最後には体の関係を持ちたいという隠れた願望があるからです。体の関係につながらないということがわかれば、普通の男性はお金と時間だけ消費することになる無駄な女性との関係をどこかで終わりにすることになってしまうのです。

最後はカラダの関係になってしまう

パパだって、若い娘と話がしたいだけなら、キャバクラやガールズバーにでも行った方が安上がりになるのではないでしょうか。キャバクラやガールズバーに行くような男たちに下心があるように、パパになる男性には当然のように体の関係を期待するという下心があります。

せっかく捕まえた太パパをつなぎ止めたい女性たちと下心のあるパパがいれば、女性がパパをつなぎとめる最後の手段として男女の関係になってしまうのにそう時間はかからないでしょう。女性の中には「パパ活でおじさんと体の関係には絶対にならない」と決めている女性もいますが、その誓いを守れているのはごく一部の強い意志がある人だけです。お金の誘惑というのは本当に恐ろしいものなのです。1度カラダを許してしまえば、男性側からは常に同じ関係を期待されることになり、体の関係がないはずだった「パパ活」はいつのまにか「援助交際」と同じになってしまうのです。

「パパ活」はパッケージ変更に過ぎない

「パパ活」と「援助交際」には本質的な違いはありませんが、なぜ「パパ活」という言葉が出てきたのかには理由があります。昔からある「援助交際」にはカラダの関係があって後ろめたいという悪いイメージがついてしまっていますが「パパ活」というとなんだか新しいものみたいに感じますよね。呼び方を変えてイメージを変えるのはどの世界でも行われる戦略です。有名企業などでも事件などを起こして悪いイメージが先行したら名前を変えて出直すという戦略は使われます。「援助交際」から「パパ活」への変更、これって何かに似ていると思いませんか？

そうです。マッチングアプリと同じなんです。「出会い系」といってしまうと悪いイメージがついて嫌がられてしまうのを、スマホの普及とともにマッチングアプリという別の言い方をすることで全く違ったもののように見せているのと同じなんですね。「援助交際」の前はもっと直接的な言い方で「売春」と言われていました。「売春」から「援助交際」そして「パパ活」へと変化を遂げていったのです。これから「パパ活」をしようと考えている女性は、それが「援助交際」と本質的には同じことだということは忘れてはいけませんよ。

「パパ活」は会えるし、お小遣いももらえる

流行っている「パパ活」アプリやサイトについて、いいか悪いかは別にして確実に言えることは、男性はお金はかかるけど女性と簡単に会えるということです。女性は競争が激しいので簡単にお金を稼ぐことはできませんが、それでも女性の実力次第でパパからお小遣いをもらうことができます。男女ともにメリットがあるので、パパ活はこれからどんどん流行っていきそうです。

パパ活専門アプリではなくて出会い系サイトやマッチングアプリを使ってパパ活をしている人もいますが、出会い系ではカラダの関係を求める男性が多いので、そういう関係を避けてパパ活したいという女性には、パパ活専門アプリやサイトのほうが向いてます。

元々こういった男女関係は出会い系サイトで頻繁に行われていましたが、それが時代の変化とともに形を変えて「パパ活」に移ってきているということなのかもしれませんね。売春や援助交際は、未成年の女子が多くなったことで警察の規制が厳しくなり下火になりました。流行っているパパ活も、未成年の女子たちがSNSを使ってパパ活するようになったら、警察の規制が厳しくなって終わりを迎えてしまうかもしれません。