モテたい男が女子からモテる方法は筋トレだった

思春期の中学生、高校生から、成人した大人の男、年齢を重ねた紳士のおじさんまで、世の中の元気な男共はたいていいつでも女性にモテたいと思っているものです。

モテるために、清潔感のあるオシャレな服装をしたり、仕事に打ち込んだり、女性に優しくする気遣いを学んだり、おもしろい話ができるように話題のネタを集めたり、モテたい男たちはいろいろな努力をするものですが、それらの努力をする前に、やるべきことがあります。それは「筋トレ」です。



「筋トレ」をすれば、筋肉がついてたくましく見えるから、女性からモテるなんて単純な理屈ではありません。「筋トレ」には男がモテるために必要なすべての要素が集まっているのです。それでは、順を追って、なぜ筋トレをするとモテるようになるのか、説明していきましょう。

筋トレとテストステロンの関係

筋トレでなぜモテるようになるのかを理解するには、テストステロンについて知る必要があります。

テストステロン（Testosterone）は、男性ホルモン（アンドロゲン）のひとつ

テストステロンは、男性ホルモンの一種で男女の違いを生み出すホルモン物質ですが、筋肉とテストステロンには深い関係があります。筋肉を増やすためには、テストステロンの分泌が必要です。テストステロンは、若い男性ほど分泌量が多いので、若い男の人は、筋肉がつきやすくなっています。

逆に年齢を重ねるとテストステロンの分泌は減るので、運動しても簡単に筋肉がつかなくなります。スポーツ選手などアスリートの最盛期が、若年期に集中していることの大きな理由は、このテストステロンの分泌量の変化が影響していると言えるでしょう。

テストステロンは、筋肉量が増えると増加するので、筋肉を増やすことで増やすことができます。筋肉はテストステロンが増えると肥大化しやすくなるので、筋肉量の増加につながります。筋トレをして、筋肉をつけることで、テストステロン向上のよいサイクルができあがり、モテる男道へとつながっていくのです。

モテるために必要な要素

男がモテるために必要な要素は、いろいろありますが、それはすべて筋肉＝テストステロンで解決できます。

・仕事ができる男

筋トレすることによって体内で増えるテストステロンは、チャレンジしたりする「やる気」にも影響を与える物質でもあります。積極的な行動をする人は、仕事にも良い影響が出はじめて、結果的に仕事ができる男が出来上がり、放っておいても仕事で結果が出てきてしまうようになります。
もちろん筋トレするだけで、必ずしもすべての仕事がうまくいくとは限りません。しかし、チャレンジし続ける気持ちがあれば、いつかは成功できます。テストステロンの影響で、チャレンジする心を持ち続けることで、仕事がうまくいくようになれば、自然にモテるようになっていくのです。

“やる気”と“健康長寿”をつかさどる「テストステロン」

・余裕がある男性

余裕がある男は、モテるとよくいわれますよね。筋トレをして、筋肉が付くだけで、不思議なことに自然に自分に自信が出てくるのです。これには、テストステロンが増加することで、やる気が出てくることが影響しています。やる気が出た男性が、様々なことに挑戦し成功を重ねていくと自分に自信が出てきて余裕がもてるようになっていくのです。
合わせて、日々の筋トレをこなしているという自分に対しての自信や、筋肉がつくことによって周りの男性よりも大きくなることで、力では簡単には負けないという自信が湧いてくることでも余裕がある男になっていきます。

・清潔感がある男

男性にとっての清潔感とは何なのか？ぽっこりと出てしまったおじさんのようなお腹や、筋肉が不足している腕や足に清潔感を感じる女性はいないでしょう。たくましい二の腕、引き締まった腹筋、自信みなぎる大胸筋があれば、服装は白い1000円のTシャツ1枚しかいりません。健康的でたくましいボディラインは、それだけで爽やかな印象を女性に与えるのです。

・若い男性

モテるためには年齢も大切です。年を取ってしまうとだんだんと男性ではなく、おじさん扱いされてモテ力を失っていきますが、筋トレをしてテストステロンを若い時のように保つ努力をすることで、見た目の若さにも影響が出てくるのです。筋肉がついている人が、若々しく見えるのはテストステロンによる影響で実際に若さを保っているからなんです。

テストステロンが与える影響

テストステロンは筋肉だけに影響を与えているわけではありません。男性の生活に様々な影響を与えています。

健康への影響

男性は加齢とともにテストステロンが減少しますが、テストステロンが低いと、高血圧、糖尿病、がん、心臓病などのリスクが高くなる傾向があります。テストステロンが低い状態というのは、筋肉量が少ない状態とイコールといってもいいので、「筋肉を動かしていない＝運動していない」から、これらの疾患リスクが高いという見方もできますが、どちらにしても、「テストステロン＝筋肉量」は健康的に長生きするためには必須要素です。

セックスへの影響

テストステロン値が下がるとセックスへの影響も出ます。年齢とともに男性が元気を失っていくことは、多少は仕方がないことかもしれませんが、体内のテストステロンが減少するとEDの原因となることもあるようなので注意が必要です。性欲の向上、精力の向上、勃起力の向上、そのどれにも影響を与えるテストステロンは、セックスの時の早漏防止や持久力アップにも役立ちます。テストステロンは男性ホルモンなので、分泌量が多くなれば身体からニオイとなってフェロモンを発します。このフェロモンの影響でも、男性は女性からモテるようになるのです。

正しい筋トレを学ぶ

テストステロンを増やすためには、「筋トレ」や「運動」が必要ですが、筋トレは、そのやり方を学ばないと、なかなか効率的に筋肉を増やすことはできません。モテるためには、筋トレだ！といっても、やみくもに毎日筋トレすればいいというものではないのです。

・超回復を学ぶ

筋肉は、筋トレをすることによって筋線維を破壊し、身体が破壊された筋線維を自然に修復するために筋肥大をすることで筋肉量が増加していきます。この破壊された筋肉を回復するのが、超回復と呼ばれます。筋肉を増やすためには、筋トレと休息を繰り返し、筋肉を効率よく増やしていく必要があるのです。

超回復と休息

筋肉が超回復するのには、筋肉の部位によって期間が異なります。大胸筋、広背筋、大殿筋などの大きな筋肉は2～3日程度、腕二頭筋、脹脛などは1日～2日、腹筋や前腕二頭筋などの小さな筋肉は1日程度で回復すると言われています。回復の程度は、その人の休息の仕方や、栄養補給の取り方、身体能力などによっても変わってきます。

・筋肉を生かすにはストレッチが重要

筋肉を増やすことのほかにも、今ある筋肉を生かすことも大切です。人間の体というのは非常に効率的にできていて、使わない筋肉に過度に栄養を送ったり、成長を促すことをしません。使っていない筋肉は、必要の無い筋肉と判断され、機能がどんどん衰えていくのです。

筋肉はそのすべてが効率的に使われているわけではありません。よく体が硬い人というのは、使われていない筋肉が多い人のことで、ストレッチをして筋繊維の柔軟性を取り戻し、使われていない筋肉を動かして刺激することで、使える筋肉量を増やすことができます。

・適切な栄養摂取しないと筋肉は増えない

筋トレをして体を酷使したら、適切な栄養補給をしないと体は回復することができません。そのためにはタンパク質、炭水化物、ビタミン、ミネラルを適切な量補給する必要があります。このような適切な栄養補給は、筋肉の回復のためだけでなく、テストステロン増加にも重要な要素になっています。筋トレをしたら、栄養補給をして、十分な休息、睡眠を取りましょう。

・ドーピングはダメ、体を壊すだけ

筋肉を増やすために、化学の力を頼ろうとする人もいるかもしれません。実際アスリートなどは、その誘惑に負けてステロイドのドーピングをしてしまう人もいますが、ドーピングでは男はモテるようにはなりません。ドーピングは、自身の体を破壊することにつながり、健康どころか、身体を壊してしまうリスクがある危険な行為なので絶対にやめましょう。

モテたいけど筋トレできない人へ

筋トレが男がモテるようになるために必要だとわかっても、筋トレが苦手な人や、これまで何度も調整して挫折した人もいると思います。そういう人は、まず小さな一歩を踏み出すことが必要です。たとえば、いきなりトレーニングウェアを購入して、会員制ジムに加入して、筋トレを始めるよりも、まずは、毎日家でストレッチをするということだけでも大きな前進になります。

変わるというのは具体的に何かを変えることです。あなたが、モテる男になろうとネットや本を読み漁っても、それは知識がつくだけであって、本質的には何も変わっていないのです。異性にモテるための方法は他にもありますが、モテたいなら自分が変わらなければいけません。変わるには、行動しなければいけません。本当にモテたいと思うなら、今から腕立てと腹筋をしましょう。そして、それを毎日適切な頻度で継続するようにしましょう。1日で筋肉が爆発的につくようなことは絶対にありません。筋肉を増やすには、日々の継続が必要なのです。